Let's try Jazz piano

Jazz piano ジャズ・ピアノを始めました。未来の自分へのエールをこめて。ときどき、読んだ本や見た映画のこと書いてます。

ストリートピアノ


ストリートピアノが面白いとおもっている。ストリートピアノというのは、街中に設置されていて、誰でも弾いていいよ、という無料で弾けるピアノのこと。

ストリートピアノを初めて知ったのは、BSで放送されている街角ピアノという番組です。
普段からよくBSを見ているので、ぼーっとみていると、たまに始まる「街角ピアノ」という番組。
ヨーロッパとか色んな国の駅や広場に、誰でも弾いていいというピアノが置いてあって、市民や通りすがりの旅人が、自由にピアノを弾いている様子が放送されていた。
家にピアノがなくても、自由にピアノ触れられる機会があるんだなあ、こんなのいいなぁ、憧れだなあ、って、番組のファンになった。

日本にもあったらいいなぁって長年思っていたのだけれど、
注意してみると、実は日本でも色んな駅やビルの中にピアノが設置されているようだった。

だけど、都庁のピアノなんて、人がすごくおおい場所に設置されてて、注目の的になりそうだし、他の場所でもピアノ弾くために並んでたりするみたいだし、制限時間もあるとか、有名なYou Tuberとか上手い人がいっぱい来て弾いてそうだし、
自分が弾けない理由は、星の数くらい思いつく。

それでも、ストリートピアノへのあこがれはあって、いつかどこかで弾いてみたいな🌞と、お気楽にずっと思っていた。
するとある日、とある駅にもピアノが期間限定で設置としり、まずは下見をしてみよう、と思いついた。

ある日、駅を通るときに、ピアノはどこかなーと、少しウロウロしてみる。そして、ピアノを発見!
朝のためか、誰もいない、誰も弾いてないじゃないか😯とおどろく。ターミナル駅だからかな、通りゆく人々はみんな足速で忙しそうだ、
ここならストリートピアノ初体験できるかな!と思ったのでした。

その数日後…駅を通る機会があったときに、
ドキドキしながらも、初ストリートピアノ体験をしました。
誰も弾いている人はいなくて、
周りに人もいなくて、これなら弾ける!と思って、
勇気をだして、このときは、スコット・ジョプリンのエンターティナーを弾いた。

初ストリートピアノの感想は、
初めて出会うピアノの鍵盤の感覚がわからないのと、
駅の構内は意外と風がふいて楽譜が飛ぶ🌬️のと、
あとやっぱり違う環境だと家で弾くのと全然違くて、間違えたりしたけれど、
達成感のほうが大きかったのと、
後ろのベンチに座ってた奥様が拍手してくれたのが、嬉しかったです。

弾くのも楽しいけれど、ストリートピアノを聞きに行くだけの時もある。
全くピアノを弾いたことがないのだろうと思われる学生がスマホをみながら練習していたり、
次から次へと、色んなクラッシックの曲の一部だけを弾く人がいたり、
年配になってからピアノ始めたのかな?っておじさまが弾いてたり、
ソナタを正しいリズムで正確に弾く、受験の練習かな?って子がいたり、
親子で連弾していたり、
アニメソング弾く人がいたり、
ギターとか他の楽器と演奏している人もいたり
とにかく色んな人がいて面白い。

いろんな人の色んなピアノの演奏を、自由に聞く機会を与えてくれるのが、ストリートピアノの良いところだなあと思っている。

ストリートピアノは、観光施設に設置されていたり、期間限定制だったり、ロケーションは様々で、正直なところわたしには敷居が高いストリートピアノもたくさんある。だけど、特に期間限定や限定ピアノの設置場所では、素敵な演奏が聞けたりするので、自分では弾かなくても、ふらりと聴きに行くだけでも楽しんでいます。