読書感想文📙限りある時間の使い方
今、ベストセラーとなっている本
【限りある時間の使い方】を読みました。
全米でベストセラーだそうです。
人生はたった4000週間で、
できることは限りがあって、
マルチタスクをこなそうとしても、資本主義の原理原則にのっとればできる人のとこには、やることがどんどん集まり、終わらないから、
諦めて、やることを絞るとか、
やろうとすることをやめよう、みたいなことが書いてあって、とても共感しました。
テクノロジーの進化や、進むデジタル化、IT化、に警笛を鳴らしていると感じ取れるかしょもあって、
この本が、アメリカで売れているという事実に、
アメリカって、合理主義一辺倒とおもっていたけれど、それがよいと思ってる人ばかりでもないのかなぁ、と感じました。
デジタル化して、効率化して、
やることが減ったように見えても、
システムを維持する労力が必要だったり、
空いた時間でもっとたくさんのことをやることを期待されることは、矛盾があるのではないか、
競争社会で生きる高学歴のアメリカビジネスマンより、1日2時間漁をしたあとは、太陽の下で仲間とお酒を飲んで、歌って過ごす漁師のほうが、豊かな人生ではないのか?
といったことが述べられていて、
豊かさとは何か?ということ、みんなもう一度考えよう、といわれているような本だった。
歳を取れば人は結局一人になる。
後のことを心配して、今あれもしなくちゃ、これもしなくちゃと、何かの準備野多目に時間を費やすより、今を楽しむことこそが、必要なのかな?とおもえた。
今まさに、子供の高校受験を迎え見守る親として、あれもこれもしたほうがよいんじゃないの?とおもいがちな自分をすこし窮屈に感じたな。
将来が不安だから、将来のために今勉強しようと考えることことは、ある程度は必要だろうけれど、
今の日本で生きている限り、
もっとゆったり考えて良いのかなぁと思えた。
本の中にも書いてあることを自分に当てはめたら、毎日太陽の光を浴びて、ピアノ弾いて、日々の生活のなんでもないことをワイワイ話しながら、お茶したり、お酒飲んだり、ご飯食べる家族や友達や仲間がいたら、それがサイコーの人生なのだ、とおもえた。将来のことを心配しすぎて、今の時間を《心配を解消するための準備期間》と捉えても、次から次へと新しいことはでてくるし…きっといつまでたっても心配が解消されることなんてないのだろう。